森鴎外記念会とは

森鷗外記念会とは

記念会の歴史としては、現在の文京区立森鷗外記念館の前身である《文京区立鷗外記念本郷図書館》の設立にあたり、それを側面より支援した「森鷗外記念会組織準備会」および「鷗外記念館建設委員会」を前身とします。1949(昭和24)年、永井荷風・佐佐木信綱・斎藤茂吉・吉井勇・佐藤春夫・日夏耿之介・石井柏亭・小島喜久雄・小泉信三・後藤末雄・高村光太郎・野田宇太郎といった文学・芸術関係の錚々たるメンバーによって準備され発足しました。

1962(昭和37)年9月10日、森鷗外旧居である観潮楼跡に《文京区立鷗外記念本郷図書館》が開館し、その中に《鷗外記念室》が設けられると、鋭意、その活動に協力するとともに、独自の鷗外顕彰事業を活発に推し進めるために、会名を「森鷗外記念会」とし、1964(昭和39)年、鷗外の命日である7月9日を期して新たに活動を開始しました。初代会長は、当時国立博物館長であった高橋誠一郎氏でした。現在は、森鷗外の研究と顕彰を促進し、その精神の普及を図ることを目的とし、あわせて文京区立森鷗外記念館等の活動に協力している学術任意団体です。

記念会は発足以来今日までおよそ70年、たゆむことなく森鷗外の研究及び顕彰事業を遂行してきました。なかでも研究誌『鷗外』と、会報「森鷗外記念会通信」の発行を絶えることなく続けております。

今日においても、会員を広く一般に求め、国内においては津和野町の森鷗外記念館や北九州森鷗外記念会、あるいはベルリンの森鷗外記念館(Mori Ogai Gedenkstatte)と密接な関係を続け、国内外において森鷗外を研究・顕彰する活動を担い続けています。

■森鷗外記念会

  会 長    1名

  顧 問    1名

  常任理事   8名

  会員総数 約300名

森鷗外記念会事務局

住所:〒113-0022 東京都文京区千駄木3-36-5

電話番号:03-3824-9445

メールアドレス:qqkz5f3d@solid.ocn.ne.jp